PROPOSAL
間取りはそのままに、設備・仕上げ材・インテリアで時代に合わせた改修をご提案。
お父様がご逝去、お母様は施設へ入所をされ、子世帯のみに。さらに子世帯も仕事で多忙なため、2世帯住宅の管理がお悩みだったK様。
便器の交換やクロスの張替えを行ったお手洗いのプチリフォームをきっかけに、全体的なリノベーションをご決心されました。
一部共用部分を除き、各世帯で居住空間が分かれていたこともあり、ご両親が使用されていたスペースは手つかずで、そのままの状態。
そこで今回は、整理のアドバイスをさせていただきつつ、経年劣化した設備をお手入れに手間のかからない最新の設備にリフォーム、
仕上げ材やインテリアの工夫でご自宅の雰囲気を一新し、ご自宅の管理に対して前向きになれるようなフルリノベーションをご提案いたしました。
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これまで手を掛ける機会のなかった外壁や屋根をメンテナンス、水廻りの設備も一新し、
お手入れに手間のかからない設備へとリフォームした事で時間に余裕の持てる生活になりました。
また廊下の照明を電球色から温白色のLED電球に交換することで、現代に合わせたデザインと雰囲気を実現いたしました。
ご両親が使用されていた和室は、砂壁風の暗い色から明るいホワイト色のクロスに張り替える等、
K様のお子様家族が遊びに来られた時にゆったりとくつろげるようなゲスト用の和空間に。
また、書道をされていたお母さまの作品を床の間にディスプレイし、間接照明を付けるなどのアレンジを加え、
ご両親の思い出の品を大切にされたいという気持ちにもお応えしたリフォーム内容となっています。
ご夫妻共に、竣工後も変わらずご多用の日々を送られていますが、今回のフルリノベーションをきっかけに、
前向きな気持ちでご自宅の管理に取り組めるようになられたとのことです。